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2002 season 実体験レポート

頼子の体験日記
オレッタファミリーとウルルン滞在
ホームステイと語学&料理教室2週間
2002.2.17〜2002.3.2/Kさん[6回]

[ 目 次 ]
ドキドキ、わくわくのホームステイ初日
いよいよ授業開始! え、何? 英語禁止!?
語学や料理+トスカーナ生活を満喫。
思いがけない休息と休暇で新たな気分に・・・。
すっかり馴れ心から楽しいと思えてきた、しかし、いよいよ・・・。
あとがき

 
ドキドキ、わくわくのホームステイ初日

 イタリアスキークラブのツアーから離れ、いよいよ今日からイタリアのとある家庭でのホームステイが始まる。場所はフィレンツェ近郊の家。イタリア語の授業と家庭料理を習いに行くのだ。どのような先生が教えてくれるのだろうか。ホストファミリーはどんな家族なのだろうか・・・いろいろな思いが頭を駆け巡る。

 フィレンツェのホテルにてスキーツアーのメンバーと離れ、用意された送迎車にてホームステイ先へ向かう。途中、ドライバーが道に迷った。なんだか先行き不安だなぁ。

 そうこう考えているうちに何とか到着。ん?着いたのはいいが、どれがホストファミリーの家だろう?少し迷ったがそばにいた人に尋ねると、案内してくれた。学校と聞いていたので看板か何かが出ていると思ったのだが・・・想像とは少し違った。

並木道の奥に佇むオレッタファミリーの家

 ホストファミリーのマンマ、Mrs.オレッタが出迎えてくれた。家の中はアンティークでどの部屋も落ち着いた雰囲気。日本とは違った造りにイタリア郊外の家とはこんな感じなのかと感心!フィレンツェの町が一望できる自然に囲まれた環境がこの家の自慢のようだ。聞くところによると、このヴィラ(家)はアメリカの名づけ親でもあるアメリーゴ・ヴェスプッチの家だったそうで、ご主人のお母さんの所有らしい。

 そして、私が2週間寝泊まりする部屋に案内してくれた。が、彼女は私をみて疲れていないようだと判断すると、落ち着く間もなく早速、外に連れ出し、サンミニアート教会やミケランジェロの丘を案内してくれた。なんともアクティブなマンマだ。娘さん家族の家にまで紹介されてしまった。

 ご主人のお祖父さんは中国で橋の建設に携わった人だそうで、家のあちこちに橋の絵が飾られている。フィレンツェのサンタ・トリニータ橋が戦争中に空爆でやられ、戦後、復興させたのもお祖父さんらしい。設計図まで見せてくれた。初日は、こんな話をしながら夕食の時間が過ぎていった。

 
いよいよ授業開始! え、何? 英語禁止!?

 今日からいよいよ授業開始。朝食は、カフェラテ、クッキーにフルーツといったごく簡単なもの。日本とは朝食のスタイルが大きく違うようだ。この初めての朝食の時に、Mrs.オレッタから衝撃の通告を受けた。彼女はマンマの微笑みで「今日から英語の使用は禁止」と。え? 何? 今何て言った? 日本語禁止? 違う、英語禁止だって??? ますます不安になった。自分の言いたいことが伝わるのだろうか。大変だー。イタリア語だけでどうやって生活していくのだろうか。今日から2週間、私はどうなる!?

 いよいよ授業が始まった。グラマーのテキストに沿って説明してくれる。Mrs.オレッタはとても熱心に教えてくれるのだが、熱が入ってくると段々と早口になる。「オレッタさん、落ち着いて。私はイタリア語なんてチョッピリかじった程度なんだから、そんなスピードで話されたってわからない。」と心の中で何度もつぶやいた。

 それにしても何ともリズム感のある言葉だろう。Mrs.オレッタは唄うようにしゃべる。ゆくゆくはこのスピードにもついていけるよう願う。強烈なイタリア語のシャワーを浴びて初日の授業は終了。

 頭が疲れた後は、Mrs.オレッタとお昼の買物に近くのスーパーへ。36番のバス停から出るのだと教わる。バス停へ向かって家の門を出ると、馬が2頭放牧されていた。

 家に戻って早速昼食の支度。正確には料理教室なのだが、生徒は私一人だけなので、私はMrs.オレッタの助手の気分。この日の料理はペペロンチーノ、ポモドーロにアンティチョーク、ハムを挟んだ牛肉料理。イタリア旅行社にこのプログラムを紹介してもらった時に、語学だけの予定だったのに、料理教室まで勧められた。絶対いいですよ、とは言われたが、私は料理に興味がなく、普段の生活の中でも必要最低限しかやらない人なので、当初は「嫌だ」と断っていた。しかし、絶対いいからと半ば強制的(?)にセッティングされた。いつもの通りお任せするか、と思いつつも「きっと料理教室の時間は地獄だろうなぁ」と。不安が増す要因の1つでもあった。し、か、し、どうでしょう!? 実際にやってみると、実は、私には語学の勉強より料理の方が合っている? 手を動かしながらできるし、実際に野菜や料理器具を見ながら覚えていくあたりなど、午前中の語学授業の時よりわかりやすく、吸収しやすい。んー、納得!

 食事中はMrs.オレッタが日本の文字について私を質問攻めにした。立場が逆転。いったいどっちが先生かわからない。それにしても漢字ってそんなに面白いのだろうか。

 午後は自由行動。ちょっとイタリア語から開放されたいと近くに散歩へ出かけることに。あの授業のペースに慣れるには少し時間が必要かもと思いながらも、今はせっかくの自分の時間なのだから、忘れて楽しもう。

 夜は家族みんなで食事。Mrs.オレッタの友人や初日には見かけなかった息子達もいる。夕食はいつも賑やかだ。人がしゃべっていても、お構いなくその上からしゃべっている。まるでケンカしているように感じるときもある。もう少し、イタリア語ができれば、もっと会話に参加できるのに。英語を禁止されているのがつらい。

 夕食の時間は夜10時まで続く。何度もまぶたが閉じそうになる。食後、寒かったので、フリースを着て寝た。

 
語学や料理+トスカーナ生活を満喫。

 ここでのスケジュールは、朝起きて8時半位までは部屋で一人くつろぐ。1階から家族の声が聞こえなくなる頃を見計らって下に降りて朝食を食べる。家族が朝の忙しい時間にバタバタ動いているときに朝食をとるのはちょっと気が引けるのだ。

 午前中は文法と会話の授業。昼は料理教室。ランチ後フリーというのが平日の生活。最初の週は少し落ち込んだりしたときもあった。が、そんなときは、散歩をしたり、フィレンツェまでバスで行ったりと気分のリフレッシュを図った。周囲の自然とフィレンツェの街並みが嫌なことを忘れさせ、新たな気持ちを運んできてくれる。

 週末には近郊の街にも行ってみたりした。最初の土曜日には、Mrs.オレッタの娘キアラの家族と一緒にフィレンツェへ行った。ここでは、念願のサンマルコ美術館にあるアンジェリコの傑作『受胎告知』を見ることができた。これも今回の目的の1つだ。キアラ&フィリッポ夫妻と娘のビアンカに案内され、フィレンツェの街を歩き回った。すごく疲れたが、私一人に3人のエスコート役がいるみたいで、普通ではなかなか体験できない満足感いっぱいのフィレンツェ観光を楽しめた。

 この週末、Mrs.オレッタは別荘に行っているため留守。夜は、ご主人のレナートと妹さん、お母さんも来てみんなで食事。オレッタに買ってきた伊和辞書をキアラの夫のフィリッポが読んで私に質問するのだが、日本語の読み方が違うため私にはわからない。でもその姿がおかしく思わず笑ってしまった。レナートのお母さんは88歳のとても上品なおばあさんだ。英語を交えながら話し、本当に楽しい夕食を過ごせた。

 翌日の日曜はシエナ観光へ。シエナに到着したらキアラが来てくれるのだと思っていたが、どうやら一人で行動することのようだ。インフォメーションは切符売場が兼ねていて、全然マップも置いていない。仕方なく、TABACCHIでイタリア語のシエナ案内を買った。シエナの街は小さくごちゃごちゃした建物が上に伸びていて、ぎっしり詰まっている町という印象。ヴェネツィアのように迷路みたいな町だ。いろいろ周ったが、昨日のフィレンツェ観光から歩きっぱなしなので腰が痛くなり、早めに引き上げることにした。

美しい景色に囲まれた抜群の環境で、トスカーナ生活を満喫。

 
思いがけない休息と休暇で新たな気分に・・・。

 日曜日にシエナから戻り家に帰ると、Mrs.オレッタが行っている島がしけで船が出航できず帰って来られないとの説明があった。その為、急遽明日は、娘のキアラが先生をしてくれることになるらしい。

 キアラの場合は、英語で説明してくれるので私には楽でよかった。その為、ペースが速くなり後のノート整理が大変だったのだがそれは仕方ない。イタリア語100%で習う方が上達はするのかもしれないが、ちょうど半ばの頃で授業のいい休息になった。結局次の日もMrs.オレッタは帰ってくることができず、2日間キアラが先生を務めた。

 翌日の授業後、ランチを食べているとMrs.オレッタが帰ってきた。さすがに疲れていたようなのでその日の夕食の片付けは私がやった。無理もない、シチリアからボートでナポリへ移動し、そこから車でずっと北上してきたのだから。まったくイタリアのマンマはタフである。

 次の日の授業は休むことにした。Mrs.オレッタも疲れているようだったし、私自身も頭の休息が必要だと思ったので授業はキャンセルした。この思わぬ休日に、私はフィレンツェへバスで行き思う存分羽を伸ばした。教会めぐりをしたり、靴屋、文房具屋、デパート行ったりとショッピングも楽しんだ。最初の週に何度かフィレンツェまで行っているのでバスに乗って一人で行くことももう慣れたもの! フィレンツェが私の庭になった気分でちょっと嬉しい。

 
すっかり馴れ心から楽しいと思えてきた、しかし、いよいよ・・・。

 2週目になってくると不思議と今まであまり話さなかった家族とも話すようになっていた。別に意識したわけではないのに。それまで少し窮屈に感じていた食事の時間も楽しくなってきた。時が経てば自然と打ち解けてくるものなのだろう。イタリア語も知らず知らずのうちに上達しているのかな・・・と嬉しい!

 料理教室は前述したように、生徒は私一人。だから習うというよりMrs.オレッタと一緒に作るというスタイルだ。彼女は典型的な肝っ玉母さんを連想させるしゃべりでいろいろ話をしながら料理した。2週間の間に各種パスタやリゾット、肉、魚、アンティチョークを使った料理をいろいろ作ったが、リゾットが一番多かったように思う。この家族はリゾットが好きなのだろう。きのこのリゾットを作ったとき、私にはやわらかめのご飯のように感じたが、彼らには硬いらしく、オリーブオイルをしこたまかけて食べていた姿がおかしく、印象深い。

 出発の前々日は、ほとんど寝ることができなかった。荷造りのことで頭がいっぱいだったからだろうか。それともここから離れることへの感傷に浸っていたためだろうか。 翌日の出発前日は朝のお茶を飲んですぐに荷物の整理を始めた。2週間分の荷物は全部で2パックとなった。パッケージが終わるとMrs.オレッタから呼ばれ、最後の買い物と料理教室。市場で色とりどりの野菜を眺めているとここで食材を買って毎日料理を作っていたんだなぁーと、妙に感慨深い。途中、郵便局で別送品の荷物を送る。2つで3万円以上もした。


おいしい料理の素となる、赤、黄、緑・・・彩り鮮やかな野菜。

 家に戻り、最後の夕食はピザを食べた。今日は、同じイタリア旅行社の手配で、私の次にここに滞在する大阪の女の子が来るので待っていてあげよう。私が来たときは昼。それでも迷ったのに、彼女の到着予定は夜だ。きっと・・・・。案の定、入り口が分からず、どこから入ってよいか迷ったようだ。私は、すぐにそのことを電話中のMrs.オレッタに伝え、門を開けてもらった。これで私も安心して寝ることができる。

 いよいよ出発の日、キアラからチョコレート、Mrs.オレッタからはサンタ・トリニータ橋の資料をもらった。貴重なものなのに、とっても有り難い。家を離れるときはさすがにジーンときてしまった。まさに某テレビ局のウルルン滞在紀そのものだ。カルチャーショックのようなものも受けたが、現地の人と触れ合う旅行は思い出が倍になるんだなぁと改めて実感した。
 Mrs.オレッタにフィレンツェ空港まで送ってもらい、そこから空路ミラノへ向かう。でも、実は日本に帰る訳ではない。ミラノの空港で、イタリアスキークラブのスキーツアーに再び参加するのだ。そのため、ミラノ空港で日本から到着するツアーメンバーを待つ。

 
あとがき

 今まで、イタリアへはスキーか、又は、普通の観光ツアー旅行にしか行ったことがなかった。イタリアに限らなくても、こんな体験をしたのは○十余年の人生の中で生まれて初めてだ。イタリアのスキーツアーに参加するようになってから、はや5年。いつもお任せしているので、今回のこのプログラムも、2本のスキーツアーの合間に何かいい案はないかと相談を投げかけ、あとはまるまるお任せ(というか強制的とも言えるかしら・・・笑)でお願いした。最初は、自分の正確からも、ホームステイはちょっと、料理教室は嫌だなぁーとネガティブにばかり考えていた。でも、「絶対おススメ!これからは絶対人気の出るプログラムだと思うので、是非参加してみて体験談聞かせてくださいよ。写真もお願いしますね。」と、私がスイススキー旅行へ行っている間にすべてのセッティングは完了され、そしてフィルムを渡された。ま、何だか分からないケド、行ってみるか。もし、最悪だったら文句いっちゃおう!かしらーと思いながら。そして、語学やイタリア料理の本や辞書、いつもの旅行とは違う身支度をはじめ、あっという間に出発日になってしまった。

 2週間は長いようで短かった。馴れるまでには時間がかかったものの、英語禁止がつらく、今でも「大変だったんだからーねー」といくらでも話のネタはある。しかし、どれも、これも、すべて、楽しくそして何と行っても素晴らしい体験だったなぁと思うし、そんな自分の体験談の自慢になる。イタリアにもう1つのファミリーができ、イタリア人の友人もできた。フィレンツェ観光もちょっとイタリアーナの感覚で堪能できたようにも思う。それに驚くことに、何故か日本の友人もできた。私の次に滞在した大阪の女の子、それからその後の5月、イタリア旅行社のパーティで会った二人の女性(4月にMrs.オレッタのところでウルルン滞在をしたそうだ)とは今でも同じイタリアの母をもつ同士としてメール交換が続いている。
またいつかMrsオレッタのところへ訪れよう。今度は英語禁止でも大丈夫!かな。


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